映画「猿の惑星:創世記」

2011年のアメリカ映画

ルパート・ワイアット監督

猿の惑星シリーズ通算7作目で新シリーズの起点の作品とされている。

人類が開発した新薬によって人間以上の知性をもった一匹の猿が、奴隷のように扱われていた他の猿を開放し人間と戦う話

 

引き続き猿の惑星シリーズですが良作でした。

ストーリーは人間が開発した猿の知能を活性化させる新薬が軸となっています。それ自体は突飛な発想だと思いますが、展開はとても論理的でリアリティーがありました。見ている側の疑問がその都度解決されるような丁寧な進み方だと思いました。

映像のクオリティーも高かったです。猿はすべてCGだそうです。

製作費は前作のThe planet of the apes とほぼ同じで9000万$でした。何にどうお金をかけているのかはわかりませんが、映像の質やCGをつかうと高くなるのでしょうか。ロケ地のハンティング費とかもそれなりにかかるのでしょうか。調べてみます。

 

毎度ながらラストシーンもよかったです。

人間が猿を支配していたのに対し、人間以上の知性を手にした猿が選んだのは共存であったというところにメッセージ性が込められています。

そのあとのパイロット吐血シーンにもうならされました。ユーモアがあり、また次回作への兆しとしてもよかったと思います。

 

次作はTUTAYAで旧作になるまで我慢します。