映画「ノーカントリー」
2007年アメリカ映画
麻薬組織の金を手にした男が殺し屋に命を狙われる話
いまひとつ、わだかまりが残るような内容でした。
序盤から、無音の演出やハビエル・バルデムの存在感ある演技やそのキャラクターなど、映画の世界観は独特でよかったです。
そこからのストーリー展開があまりなく、かと思えば終盤であっさり主人公が死んでしまい、もう一人の主人公であろう保安官の抽象的なセリフで終わりました。
殺戮シーン以外で軸となっているのが、セリフからうかがえるそれぞれの信念、哲学といった部分なのでしょうが、説明不足のように思えました。あまり理解できなかったです。
調べてみると数々の賞を受賞しているようですが、説明はハビエル・バルデムの演技のことばかりでストーリーについての解説は見当たらなかったので、理解できないままのレビューとなってしまいました。